[日本語] HP-COSMOS EA マニュアル: テクニカル指標の活用法
2026-08-17 04:05
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HP-COSMOS の設定で目にするテクニカル指標は、エントリーシグナルを作り出す装置ではありません。条件を絞り込んで候補を減らし、損切り幅を測るところまでが役割です。この区別があいまいになると、指標をいくら増やしても判断はよくなりません。
1. 指標ごとの役割の区分
バンドは範囲を、RSIは勢いのずれを、ATRは幅を測ります。
- ボリンジャーバンド — 現在のボラティリティの範囲を描きます。幅が狭くなった区間は、その後の動きが大きくなりうるというヒントにすぎず、方向の根拠ではありません。
- RSI — 過熱しているかどうかと、価格とのずれ(ダイバージェンス)を見ます。単独でエントリーの根拠には使いません。
- ATR — 現在の変動幅を数値で測ります。損切りの距離とトレール幅の算定に使われ、方向は教えてくれません。
2. 重ねて使う順序
指標を増やす代わりに、役割が重ならないように配置します。
- 1段階目 方向フィルター — トレンドを基準に、買い候補だけを見るか、売り候補だけを見るかを決めます。
- 2段階目 条件の確認 — バンドの収縮と離脱、RSIの過熱とダイバージェンスを確認します。
- 3段階目 損切り幅の算定 — ATRで変動幅を測り、損切りの距離と数量を決めます。
- 4段階目 記録 — 今回の取引にどの条件を使ったかを残します。残さなければ検証できません。
3. よくある誤用
- 指標を追加し続ける — 同じ情報を別の名前で繰り返し見ているだけです。役割が重なると、確認ではなく自己確信になります。
- 期間設定を結果に合わせる — 過去によく合う値を見つけることと、今後も有効であることは別です。
- 過熱を逆張りエントリーの根拠にする — 強いトレンドでは、過熱した区間が長く続きます。
- 指標だけで損切りを決める — 損切りは構造が決めるもので、ATRは幅を測る補助手段です。
すべての指標は過去の価格から計算されます。未来を予測せず、常に遅れて反応するという限界を前提に使ってください。
コミュニティの学習資料であり、投資助言、個別の推奨、取引の勧誘ではありません。ここに整理した条件は概念の説明であり、実際の動作と設定値は、提供されるバージョンと設定文書を基準に確認する必要があります。どのルールも、利益や損失の上限、予定した価格での約定を保証しません。
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